今、とってもとっても頑張っているということ。今がいっぱいいっぱいであること。
それを認めてみて、どうぞご自身のことをお労りくださいませ。
がんばりたいけど、気持ちがついていきません。
りえぞさん
今、特別支援学校で講師をしています。
教員採用試験を受けたら、給料もあがるし、退職金もでるし、受けた方がいいのは、わかります。
でも、受けたくなくて、イライラして子供たちに八つ当たりしてしまいます。
年齢も40歳超えてるし、シングルマザーだし、がんばりたいけど、気持ちがついていきません。
どうしたらいいんでしょう?
りえぞさん。
こんにちは。
やまだようこです。
このたびはご相談をいただき、どうもありがとうございます。
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りえぞさんは、
> 今、特別支援学校で講師をしています。
学校の先生なんですね。
> 教員採用試験を受けたら、給料もあがるし、退職金もでるし、受けた方がいいのは、わかります。
学校の先生は、いつも生徒さんがどうなったら良くなるかな?
って、いつも考えてくださっていますもんねぇ。
りえぞさんは、こうやったら、現状がこうなるっていうのも、すらすら出てこられるのですね。
> でも、受けたくなくて、イライラして子供たちに八つ当たりしてしまいます。
受けたくない。と、りえぞさんは、ご自身のお気持ちをご存知なんです。
ご自身の意志をご存知でいらっしゃるのは、大切なことかと思います。
「受けたくないんだよなぁ」
学ぶことはお好きですか?
先生をされているし、出来ないこと、とは思われないのかもしれませんね。
でも、したくないことしようとしたら、イライラしちゃいます。
身近なひとへ、八つ当たりしちゃいます。
私だったらですけどねぇ。
> 年齢も40歳超えてるし、シングルマザーだし、がんばりたいけど、気持ちがつい
> ていきません。
がんばりたいんですね。
がんぱりたいってお気持ちがあるんだってこと、大切にしてください。
「そっか。私、頑張りたいって気持ちがあるんだ」
「そうね。私、向上心があるからね。」
> どうしたらいいんでしょう?
どうしたらいいでしょう!
りえぞさんは、どうしたいでしょうか?
==
アタマが、「こうすべき!」って言うことって、正しい答えを導き出します。
キモチは、
「受けたくない」
「イライラする」
と、アタマの言うことと違う状態は、苦しいです。
そもそも、キモチの言うことを叶えるためにアタマを使うと、いい気持ちになるとおもうんですよ~。
==
結論から言うと、りえぞさん、心と身体、疲れてません?
疲れてるときは、休みましょう。
大原則です。
「私は疲れている」
「私は休みたい」
そのキモチ、身体の声のこと、認めてみてくださいませ。
そして、休みましょう。
==
認めてしまったら、どんな風になる感じがしますか?
認めてしまったら、今、出来てることが、全くできなくなってしまうような感じがしますか?
だとしたら、ほんとにほんとにほんとに、疲れているんだと思うのです。
ずっとずっと、頑張ってきたんじゃないかと思いました。
お子さんを育てるのって、一大事業です。
その一大事業をしている自分のこと、
「よくやってるなぁ」
って、ねぎらって下さいませ。
そして、シングルでお子さんを育ててらっしゃる。
ご実家の状況や、ご収入、お子さんのお父さんのご収入によっても様々に変わることとは思うのですが、りえぞさんは、今、一大事業をなされています。
それはもう、確かです。
そのご自身のこと、労れていますか?
そこで既に、誰かと比べていませんか?
理想と自分を比べていませんか?
アタマが、「こうすべき!」って言うことと比べていませんか?
ほんとうに、
「私、頑張っている。」
「私、今日もほんとに頑張っている。」
「私、今日もよくやっている。」
きっと、お子さんたちのこともあれこれ考えて、そして、
「頑張るべき」
っていうのももちろんあると思うんです。
だとしたら、なおのこと。
誰かのために頑張っているご自身のことを、誰よりも、りえぞさんが、お労りくださいませ。
褒めてくださいませ。
ほっ、と、一息つかせて上げてくださいませ。
「私、頑張っている。私、私の身体、どうもありがとう」
「私、今日もほんとに頑張っている。私、私の身体、どうもありがとう」
「私、今日もよくやっている。私、私の身体、どうもありがとう」
りえぞさんの心と身体が、りえぞさんの労りによって、少し、緩みますように。
==
あと、これはこちらのほんとに勝手な推測ですので、
「違う!」
と思われましたら、お聞き流し下さいませ。
りえぞさん、どなたかに相談したりするのは、あまり得意ではないのかなぁって、思いました。
ご自身のことを話されるのはあまり得意ではないのなら、ここへの投稿も、ものすごーーーく、お気を使われたのじゃないかと思いました。
なぜかって、ご自身のことなのに、文面が超短い。笑。
無料なんですよ。
どれだけでも文字数、書いて良いんですよ。
それなのに、超短い。
悪いって言ってるのではありません。
それで、責められているようにりえぞさんが感じましたら、ごめんなさい!
責めてません。
完全な憶測ですが、
人に迷惑を掛けちゃいけない。
人の時間を私のためにとってはいけない。
伝える最低限のことを伝えなきゃ、迷惑かける。
つい、遠慮しちゃう。
私の話なんて、つまんないんじゃないかと思う。
そこまでじゃないにしても、ご自身のこと、そう思われていませんか?
相談の掲示板へ、書き込める行動力、素晴らしいです。
だけど、短文。
この、りえぞさんの、
> 受けた方がいい
から、
> ~のは、わかります。
の間の葛藤。
> でも、受けたくなくて、
から、
> イライラして子供たちに八つ当たりしてしまいます。
までの毎日の生活。
> 年齢も40歳超えてるし、シングルマザーだし、
この、ご自身のことへの、いろんな制限。
> がんばりたいけど、
から、
> 気持ちがついていきません。
までの、アタマがキモチをムチ打って、ムチ打って、いる状況。
> どうしたらいいんでしょう?
この途方に暮れている感じ。
どの間も、何千何万もの語を費やしても足りない、語るべき、りえぞさんの生きてきた・生きている姿が、あるんです。
ぎゅううっと、歯を食いしばって頑張ってこられたりえぞさんが。
どうか、今までのその一瞬一瞬のご自身のこと、愛して下さい。
小さい頃から、誰かに相談することができなかったご事情が、もしもりえぞさんにあるのなら、そのご自身のことを。
アタマの中の、こうあるべき、そうなるべき、が、もしもがんじがらめにしているのでしたら、そう考え、自分へ厳しく思ってしまうご自身のことを。
そして、今、この瞬間からは、今の、りえぞさんのその一瞬一瞬を。
全部の自分自身へ、
「頑張って来てくれて、どうもありがとう」
って。
声を掛けてみて下さいませね。
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話すことは、離すこと、とも言います。
りえぞさん、紙にでも書くだけでも、少しは離すことがあるかもしれません。
合わせて、
私、よく頑張ってきたなぁ。
私、どうもありがとう。
って、声をかけてみてくださいね。
最初は、アタマの「こうあるべき」が邪魔して、なかなか言えないこともあるかもしれません。
棒読みでも構いません。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
頑張りすぎ、が緩むきっかけになるかもしれません。
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どうぞりえぞさんが、ちょっぴりでも緩めるような日が増えますように。
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