なんでじぶんの過去を振り返り始めたかって?
私は、頭も悪いし、言葉も遅いし、いつもどこにもいない誰かと比べちゃうし、そんなものありませんて強がっちゃうし、ひとにクレクレ言っちゃうし、平気な振りとかもしちゃうし、いつもどこかに言っちゃうし、逃げちゃうし、怖がりだけど、
だけど、なんでこんなふうに、母とのことを振り返って、世界中に晒してるかっていえば、私は、ただ、
「私が私で、私の人生を愛して生きてよかった」って、言いたいだけなんだ。
他のだれと比べるようなものでもなく、ただ、私の人生でよかったな、って。
私でよかった、私が、よかったって、じぶんで思いたいんだ。
母への失望も、母を理解できなかった自分自身への絶望も、今は、ただそれだけのことになってしまったままじゃ、嫌なんだ。
嫌なままじゃ嫌。
私は、私がどう感じて生きていたのか、を、知りたい。
これから、どう感じて生きていきたいのかを、知りたい。
私は私を理解したい。
私は私を理解できるじぶんになりたいって、願って生きていきたい。
そのために、書きたいと思ってる。
母と私について。
母について書くと、主語もてにおはも、全てがおかしくなるこの状況をそのまま。
じぶんが何を感じているのかを。
私がこれらを書くことで、私が、どんなふうに変わるのかは未だわからないけれど、何かが変化するかもしれないから。
よかれとおもって、やってみる。
私は、とても人に恵まれていて、とても運良く生きてこれたし、誰とも比べなければ、なにか大きな事件があったわけでもない。
でも、私だけの絶望や孤独があった。
あったのかもしれない。
結論から言えば、母にだって、ただ、こころから、
「あなたがあなたで、よかったし、あなたの人生って、最高だったね」
ただ、そう言いたいんだ。
そう、感じてほしいんだ。
でも、結論の前に、もう少し、私が私をしらなくっちゃ、何も始まらないんだよ、きっと。