軽井沢リトリートセミナー。
前日にオプショナルツアーがある。
軽井沢は、関東民には、林間学校とかではご縁があったけど、わたしは、観光で来たことはなかった。
だけど、なんでこんなに親しみが湧くんだろう。
なんでだっけ?
って、ドライブ中に感じてた。
わたしの大好きな、佐野洋子さんと、武田百合子さんの本だ。
佐野洋子さんは、軽井沢に住んでた。
エッセイに出てくるのは、軽井沢が多かった。
武田百合子さんのは富士日記。
軽井沢に季節になると通った時の記録みたいな。
ほんと、日記。
お二人ともに、軽井沢の観光っぽいことはあんまりない。
普段食べたものの話しとか。
結局きょうのコロッケの話しとか。
ネギの切れ端の話しとか。
話しに出てくる食べ物たちが、ものすごく美味しそう。
そこは一緒。
なんだかすんごく面白くて、何度も何度も読んだ本たちの記憶だった。
オプショナルツアーで、出会ったひとと、そんな話しができた。
わたし、テレビの話題とかもあんまり覚えてられなくて、共通の話題があんまりなくって。
でも、こんなところで、おもしろかった本の話しが、話せるなんて。
ただそれだけだけど、ものすごーく。
嬉しかったなぁ。
