年度末、おつかれさま。ようこ。
と、零細企業の無事の年越しを、ひとり祝う。
用あって、街へ出る。
入った喫茶店で、座って気付く。
一年半前、カウンセリングのあとに入ったお店だと。
そのときの席の、隣の席に、今日、座ってた。
気づかなかった。
一年半前、帰り道に寄った喫茶店で、
もらったアファメーションを、
意味もわからないまま、読んでた。
あのころは、ただつらくて。
しかも、なんでつらいのかもわかんなかった。
そんな、わたしが、ここに座ってたんだっけ。
あのアファメーション、意味も分からないのに、
よく覚えて、ずっと続けてた。
わたし、まじめだなぁ。
割と多い行数のなか、
毎回、こみ上げてくる箇所は違ってた。
どこもかしこにも、こみあげているときもあった。
そのころは、カウンセラーになろうなんて、
露とも思わなかった。
生きてるだけで、いっぱいいっぱいだった。
大げさだろうか?
いや。
いっぱいいっぱい、だったとおもう。
隣の席へ、そっと呟く。
「一年後には、カウンセリングの勉強をしているよ。」
「一年半後には、カウンセラーになるって言ってるよ」
たくさんの、仲間たちに、応援してもらってるよ。
たくさんの、仲間を、応援してるよ。
じぶんの。じぶんだけの、望みが、
言えるように、なってるよ。
だいじょうぶ。
だいじょうぶ。
よかったね。
ほんとに、よかったね。
あなたの、おかげだよ。
ほんとに、ありがとう。
あー
もう。
ほんと。
よかった。
よかったなぁ。
って、日。