なにかを考えるとき、
なにかかたちに例えなければ、
頭の中で、動かないのです。
そんな理由もあって、算数や、数学や、物理が、
まったくできなかった。
ような気がする。
ココロのお勉強を始めておもったのが、
文章では、まったく頭に入らないことでした。
まだ、かたちも描かない。
こんなに描けないって、すごいな。
と、いつもおもう。
あんまりわからなくて、
目の前のニンゲンのリアルさや、じぶんの意味不明さに圧倒されるだけです。
わたしは、絵を描く勉強を、
ずっとしていました。
それで、ごはんを食べて行く未来予想図を
描くことができなくて、
なんとなく入った会社が、土木系のデータ処理をする会社でした。
それは、わからないなりに、あれこれおもい描きながら、
他人の現実、今必要なこと、
それらと、わたしの描いたものとの相違点を、
確認し続ける。
そんなんで、手を動かして、なんやら作って行く。
それを繰り返し。
なんとか、今、ごはんを食べてます。
ココロのお勉強も、まったく違うことだけれど、
なにか、かたちに触れられたらいいなぁ、
と、おもってます。