そうそう。
この頃。
私は、昔、母親との葛藤が強かったとき、ひたすら子育て本を読み続けた時がある。
(今も葛藤はあるけど、前ほどではない。)
なんでそうしたのかよくわからないけど、私なりに、ハハを理解したかったんだとおもう。たぶん。
そこで、実際に子を持つ訳にいたるでなく、本を読もうと思ったあたりも、私らしい。
かれこれ、10年は前の話し。
その頃は、心理学を学んではいなかった。
その時読んでたのは、詩人の伊藤比呂美さん。
(伊藤比呂美さんのこのLaLaTV連載、見たい。初めて知った。)
いろんな学びがあったし、どれもほんとうに感動が多くて、大好きだ。
けれどその当時の私は、そこで子育てと共に描かれていた、喜び苦しみ女友達との分かち合い、女だ、という内容も、全てが、
生きてたんだなー。ハハも。
私も、生きてんだな。今。
そう思えた瞬間があったのが、良かったのかな。
嬉しかったのかも。
勝手に、こっちも、いろいろおもっちゃったりしてたけど、彼女にも、もしかしたら、そのときは、笑えたようなことも、あったのかもな、って思えたことが。
なによりも、たくさん笑った。
どんなご縁で、私が伊藤比呂美さんのご本まで辿り着けたのか。
なんでだったのかも忘れちゃったけど。
いい出会いを、わたしにくださったのも、ハハとの葛藤があったからなのかな。