淡々と。

 

淡々と。
黙々と。

私の場合は、その字面よりかはいい加減かもしれないけど。

 

なんやかや、わたしは、勝手に波立つ自分の感情とお付き合いしながらも、一人暮らしのまいんちの生活を成り立たせてる。


そういや、父は、淡々と生活する人だった。

毎日毎朝毎晩。
朝起きてお仏壇へ向かって、朝ごはんを食べて、出勤する。

母の作った菜園に、毎朝水遣りをする。

帰宅すると、家業のあれこれをやって、ごはんを食べて、一杯呑んで、
11時には、ぱたりと眠る。


他の家族は、割とドラマチックだったけど
(その視点も初めて持ったなぁ、今)
父だけは、淡々と、粛々と、毎日を作っていた。

 

そう。
作っていた。
作ってくれてた。
家族のために。

今思うと、不思議だし、
有り難いことでした。

私は、父みたいにはできないけど、
きっとそういうところもあるのかもしれない。

なんやかやだけど、
私も、今日もお仕事に行って、
おうち帰って、
お風呂入って、
ご飯食べて、寝る。


なんだろう。

お父さん、ありがとう。

とっても尊敬してるし、大好き。私。