本の話し。軽井沢。

軽井沢リトリートセミナー。
前日にオプショナルツアーがある。

軽井沢は、関東民には、林間学校とかではご縁があったけど、わたしは、観光で来たことはなかった。

だけど、なんでこんなに親しみが湧くんだろう。
なんでだっけ?
って、ドライブ中に感じてた。

わたしの大好きな、佐野洋子さんと、武田百合子さんの本だ。

佐野洋子さんは、軽井沢に住んでた。
エッセイに出てくるのは、軽井沢が多かった。

武田百合子さんのは富士日記。
軽井沢に季節になると通った時の記録みたいな。
ほんと、日記。

お二人ともに、軽井沢の観光っぽいことはあんまりない。

普段食べたものの話しとか。

結局きょうのコロッケの話しとか。

ネギの切れ端の話しとか。

話しに出てくる食べ物たちが、ものすごく美味しそう。
そこは一緒。

なんだかすんごく面白くて、何度も何度も読んだ本たちの記憶だった。

オプショナルツアーで、出会ったひとと、そんな話しができた。

わたし、テレビの話題とかもあんまり覚えてられなくて、共通の話題があんまりなくって。

でも、こんなところで、おもしろかった本の話しが、話せるなんて。

ただそれだけだけど、ものすごーく。
嬉しかったなぁ。

軽井沢のドライブ中。
[ 本の話し。軽井沢。 ]日々のこと。2019/07/03 07:42